ブルガリの時計が大好きなのでブルガリの時計の歴史を語ってます♪
1900年代初頭からブルガリは、ヨーロッパの上流階級に洗練された時計を届け続けていました。映画ロッキーでリングの上で叫びながら手にしていたのは1940年代のスネークモデルです。
しかし本格的にブルガリが時計製造に力を入れ始めたのは1970年代後半からです。現在でも世界中で人気のブルガリ時計最初のシリーズ『ブルガリ・ブルガリ』を1977年に発表しました。ロゴを装飾要素として他より先に使用したのも特徴のひとつです。
1980年ブルガリは、スイスに腕時計製造専門ブルガリ・タイム社を設立、腕時計分野に本格的に参入しました。複雑時計の自社一貫製造ができる世界でも数少ないブランドのひとつです。エレガントかつスポーティーな雰囲気をかもし出す作品を次々と発表し、世界を魅了しております。
創業120年の歴史を誇るブルガリですが、日本には1987年に伊藤忠商事によって紹介されました。宝飾のブランド品としてです。
じわじわと評判になり、妥協のない確かな品質によって、もっとも確かなブランドとして現在は定着しております。
宝飾品に比べ腕時計製造の歴史は浅いBVLGARIですが、洗練されたデザイン力が高く評価され、本格参入から20余年の間に、時計ブランドとしても名を馳せるようになりました。
現在では『時計』『宝飾品』の他にも『香水』『バッグ』『ホテル業』と他にも様々ブルガリは総合ブランドとしての地位を確立しつつあります。
余談ですが日本市場ではブルガリグループの年商の26%の2億3800万ユーロを稼いでいます。
創始者「ソティオ・ブルガリ」は1884年にローマのシスティーナ地方に店を構えました。同じ形のモチーフを精巧に重ね壮大な建物に仕上げるというギリシャ建築の手法からヒントを得ており、彼の造詣の深さと抜群のセンスから生まれたカラーバリエーションの華やかさからうまれたのでしょう。
1900年代初頭、息子のコンスタンティノとジョルジョ兄弟は、当時の宝飾界を支配していた『アール・デコ』『アール・ヌーヴォー』『ロココ』といった代表的なフランスの宝飾様式を離れ、ギリシャやローマの古典主義の作品を発表。ペンダントヘッドなどのモチーフとして今でも多用されている星座は、ギリシャ神話がルーツとなっています。歴史受け継ぎ、モダンなデザインにかえ蘇らせる『ブルガリスタイル』の確立です。